感染症発生動向調査です。新型コロナウイルス感染症以外の福岡県感染症の情報です。
あまり変動なく、RSウイルス感染症、感染性胃腸炎が多いようです。
溶連菌感染症(A群溶血性レンサ球菌咽頭炎)は少し減ってきているようです。
RSウイルスは『急性細気管支炎』を起こすウイルスです。迅速検査にて診断できます。
激しい咳、ぜこぜこが強くなり、ときには呼吸困難を起こしたりします。
2歳以下の乳幼児のお子様は重症になりやすいので特に注意しましょう
感染性胃腸炎は嘔吐、下痢、腹痛の症状が出現します。
ウイルス性と細菌性の場合があります。嘔吐が頻回になると脱水症状になりやすいので
点滴治療が必要となります。
食事前のうがい、手洗い、加熱した食品を食べるなどご注意ください。
蒸し暑い季節は食べ物を室内に放置しないようにしましょう。
溶連菌は咽頭炎を起こす細菌です。迅速検査で診断ができます。
治療は抗生剤を7〜10日間内服することが大切となります。
咽頭結膜熱が増えてきているようです。アデノウイルスの感染によっておこります。
咽頭炎や結膜炎に炎症をおこします。夏に流行しやすい病気です。
病気でクリニックを受診することは不要不急ではありません。
気になる症状、困った症状があれば受診しましょう。
「とりあえず、ほほえみクリニックにいってみよう」と思っていただけるよう
感染防止対策を日々行い診療しております。
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