昨年秋頃よりA群溶血性レンサ球菌咽頭炎が警報レベルの状態です。
ほほえみクリニックでは週に2.3人診断くらいとそう多くないです。
新型コロナウイルス感染症は月に1.2人です。
手足口病は週1.2人くらいです。紅斑が少しのお子様から
全身のお子様までいらっしゃいます。
過去に2ヶ月の間に4回罹患したお子様がいました。
手足口病(hand, foot and mouth disease:HFMD)は、口腔粘膜および手や足などに現れる水疱性の発疹を主症状とした急性ウイルス感染症です。コクサッキーA16、A6、エンテロウイルス71などのエンテロウイルスが原因です。
基本的に予後は良好な疾患ですが、急性髄膜炎の合併が時に見られ、稀であるが急性脳炎を生ずることもあります。
特異的な治療法はありません。発疹にかゆみなどを伴うことはまれです。
口の発疹に刺激にならないよう柔らかめで薄味の食べ物を勧め、何よりも水分不足にならないようにしましょう。
しかし、元気がない、頭痛、嘔吐、高熱、2日以上続く発熱などの場合には髄膜炎、脳炎など考えますので
再度受診しましょう。
大部分は軽症であり集団生活の問題は少ないため、発疹だけであれば登校、登園は可能です。
発熱があるお子様は、解熱後1日経過して登校、登園させましょう。
感染性胃腸炎は気温差が大きいこの時期は割と多いです。
RSウイルス感染症の流行は下記のようです。
軽症の咳、鼻汁の症状から重症の細気管支炎(ぜいぜい)や肺炎など様々です。
初感染では急性気管支炎を起こす危険性は高く、69%の乳児が生後最初の一年間でRSウイルス感染症に罹患します。
重症度は乳児期が多いです。特に1 歳以下では中耳炎の合併があります。。
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