福岡県みやま市のほほえみクリニック。小児科、新生児内科、アレルギー科、内科、プラセンタ療法、医療用ピアス他。

悩んでないで相談ください

TEL0944-62-5050

アクセスマップ

[休診] 水曜午後・土曜14時以降・日曜・祝日

ほほえみクリニックからの感染情報

福岡県感染症発生動向調査です。

6月26日から7月2日の1週間の報告です。
コロナウイルス感染症は相変わらず多いようですが流行している状況ではなさそうです。

感染性胃腸炎がまだまだ多いです。
ノロウイルス、ロタウイルス以外のウイルス性感染による通称『嘔吐下痢症』のことです。
大人も高熱がでたりしております。蒸し暑い季節ですので水分補給をこまめにしましょう。
経口補水液(例えばOS-1など)を上手く利用しましょう。
苦手なお子さまは塩分を含んだ重湯、お粥、野菜スープなどでも良いでしょう。
少しずつ与えてください。


RSV感染症も多いようです。
生後3ヶ月までの乳児のお子さまは呼吸障害を起こす可能性があります。
発熱、激しい咳、鼻水などの症状に加え、喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒュー)をともないます。
細気管支炎、肺炎を合併しやすいです。
RSウイルスに直接作用するお薬はありません。痰を出す薬などで治療します。
咳き込んで水分が飲めなくなることもありますので注意しましょう。


A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)も増えてきております。
発熱、のどの痛み、発疹などの症状がでます。溶連菌という細菌が原因です。
抗生剤による治療が重要となります。
抗生剤をしっかり飲まないと、再発したり、急性糸球体腎炎をおこす危険があります。


夏風邪と言われているヘルパンギーナと手足口病も少しずつ増えてきております。
コクサッキーA群ウイルスなどを原因とします。
特別な治療法は無く、症状に応じた対症療法が行われます。
口の中に水疱ができ食欲低下しやすいので、水分補給はしっかりしてください。


インフルエンザ感染症はそう多くないようです。
たまに少人数で流行することがあるようです。


すべて感染している人の咳、くしゃみなどからの飛沫感染です。
外出から帰宅されたら、うがい、手洗いをしましょう。

 

更新

 


page
top