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【手足口病が流行中】

手足口病とは?

手足口病は、主に夏に流行するウイルスの感染症です。 その名の通り、手、足、口の中などに特有の水疱(みずぶくれ)のような赤い発疹が出るのが特徴です。

患者の約9割が5歳以下の乳幼児ですが、大人が感染することもあります。

1. 主な症状

  • 発疹(水疱):手のひら、足の裏、甲、ひざ、お尻、口の中(粘膜や舌)に、2〜3mmの水疱が出ます。
    口の中の水疱がつぶれると痛みを伴い、食事や水分が摂りにくくなることがあります。
  • 発熱:感染した人の約3分の1に発熱が見られますが、高熱になることは少なく
    多くは38℃以下で1〜2日程度で下がります。

2. 潜伏期間と感染経路

  • 潜伏期間:ウイルスに感染してから症状が出るまでは3〜5日です。
  • 感染経路
    • 飛沫感染:咳やくしゃみのしぶきを吸い込む。
    • 接触感染:水疱に触れたり、おもちゃなどを介してウイルスが口に入る。
    • 糞口感染:便の中に排出されたウイルスが手を介して口に入る(回復後も数週間は便の中にウイルスが排出されます)。

3. 治療について

手足口病の原因となるウイルス(コクサッキーウイルスやエンテロウイルスなど)に直接効く抗ウイルス薬はありません。 症状を和らげる対症療法が中心となり、ほとんどの場合は数日〜1週間程度で自然に治癒します。

💡 お家でのケアのポイント(特に大切なこと) 口の中の痛みから、水分や食事が摂れなくなり脱水症を起こすことがあります。

  • 水分補給:こまめに少しずつ飲ませてください。麦茶、冷たいスープ、イオン飲料、ゼリーなどがおすすめです。(オレンジジュースなど酸味のあるものは傷口にしみるため避けてください)
  • 食事:熱いものや固いものは避け、うどん、豆腐、プリン、アイスクリームなど、噛まずに飲み込めるのど越しの良いものを選んでください。

4. 受診の目安(注意すべきサイン)

基本的には経過観察で治る病気ですが、ごく稀に髄膜炎や脳炎などの合併症を引き起こすことがあります。 以下のような症状が見られる場合は、すぐに医師の診察を受けてください。

  • 高熱が2日以上続く
  • 何度も吐く、水分が全く摂れない
  • ぐったりしている、活気がない
  • 呼びかけに対する反応が鈍い、うとうとしている
  • 呼吸が苦しそう、息が荒い

5. 予防のために

流水と石けんによる手洗いが最も有効な予防法です。
特に、看病をされる方はオムツ交換の後の手洗いを徹底してください。

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